Taisei Iwamoto
森保ジャパン アジアカップ戦記 vsバーレーン
Writer / 1mm編集部
バーレーン戦で復活の三笘薫は、日本を優勝に導くか?
敗れれば大会が即終了する決勝トーナメントの1回戦。日本代表は、AFCアジアカップ2023ラウンド16でバーレーン代表に3-1で勝利。日本の勝因はどこにあったのか。毎試合失点しているがチームとしてこのままで問題ないのか。そして、ついに怪我から復帰を果たした三笘薫はこれから日本を勝利へ導けるのか。試合を終えた直後、現地で取材をする1mmの編集長・北健一郎とサッカージャーナリスト・安藤隆人氏がバーレーン戦を振り返りつつ、次の準々決勝・イラン戦を展望した。【記事はこちら】
“ごっつぁんゴール”に見えた堂安律のすごみ
ラウンド16のバーレーン戦。勝敗の行方を占う重要な“先制点”を決めたのは堂安律だった。3試合目にして初スタメンとなった10番は、集中力を研ぎ澄ませて、チャンスの匂いを嗅ぎ取っていた。味方のシュートがポストに当たって、こぼれを拾って決めた“ごっつぁんゴール”。そこから見える堂安のすごみとは。

リンクマン2.0へ。変わり続ける守田英正
森保ジャパンで“不動の存在”だった守田英正。だが、アジアカップでは旗手怜央の台頭によって2試合連続でスタメン落ちを味わった。だが、緊急出場したバーレーン戦ではバランスをとりながら、積極的に攻撃に関与していく守田の姿があった。稀代のバランサーの貪欲な進化が、日本代表をさらに強くする。

異次元の“試運転”。三笘薫が32分で確かめたこと
日本のエースが戻ってきた。怪我の影響で3試合連続でメンバー外だった三笘薫が、バーレーン戦でピッチに立った。アディショナルタイムを含めて32分で見せたプレーは、“試運転”と呼ぶには、あまりにも強烈だった。セーフティーリードがある中、なぜ三笘はドリブルを止めなかったのか。
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