Taisei Iwamoto
森保ジャパン アジアカップ戦記 vsイラン
Writer / 1mm編集部
現地取材記者が語る、森保ジャパンの敗因
「史上最強」。そう謳われていた日本代表はアジアカップの準々決勝でイランに敗れ、姿を消した。28分に守田英正のゴールで先制したが、流れは変わり、55分に失点。その後も押し込まれ続けた日本は、後半のアディショナルタイムに献上したPKで引導を渡された。日本はなぜ巻き返せなかったのか。ベスト8という結果をどのように捉えなければいけないのか。現地で取材をする1mmの編集長・北健一郎とサッカージャーナリスト・安藤隆人氏がイラン戦と、大会を総括する。【記事はこちら】
クローザーから不動の存在へ。町田浩樹の決意
最後まで出番は訪れなかった。ロングボールを放り込んでくるイランに対し、190cmの長身CB町田浩樹を投入する策は、試合の流れを変える一手になるはずだった。「僕自身の信頼のなさの表れだと思う」。悔しさをあらわにする中、ミックスゾーンで語った思いとは。
それでも、浅野拓磨は自分に期待する
カタールW杯ドイツ戦の決勝ゴールで、日本のヒーローとなった浅野拓磨。しかし、同じ地で行われたアジアカップではノーゴールに終わった。「何もしていない」。イラン戦後に自分への怒りを口にしたストライカーは、再び日本を救うために前を向いて走り続ける。
なぜ冨安健洋は“鬼軍曹”になったのか?
優勝を目指しながらベスト8に終わったアジアカップ。大会期間中、チームに厳しい目線を向け、アラートを鳴らし続けてきたのが冨安健洋だった。25歳ながら、チームリーダーとして振る舞うようになった男は、1年前とはまるで別人だった。