Taisei Iwamoto
森保ジャパン アジアカップ戦記 vsインドネシア
Writer / 1mm編集部
現地取材記者が語る、日本代表のチーム像
アジアの厳しさを再認識させられた。AFCアジアカップ2023で優勝候補の筆頭として挙げられる日本代表は、グループステージ第2節・イラク戦で敗戦。決勝トーナメントへ、グループ2位で通過した日本にどんなことが起きていたのか。監督が選手の意見を尊重する「ボトムアップ型」のマネジメントを採用する森保ジャパンはどんなチームなのか。現地で取材をする1mmの編集長・北健一郎とサッカージャーナリスト・安藤隆人氏が解説していく。【記事はこちら】
これが旗手怜央の生きる道
ついに、日本代表で旗手怜央が躍動し始めた。アジアカップではイラク戦で途中出場してコーナーキックからアシストすると、先発出場したインドネシア戦では攻守に関わってチームを勝利に導いた。これまで森保ジャパンでは不遇だった旗手が、自分の良さを出せるようになった理由は。
毎熊晟矢が見せる“適応力”の正体とは?
右サイドバックの2番手にとどまるつもりはない。グループステージ第3戦、インドネシア戦で初先発した毎熊晟矢は、積極的な攻撃参加で3-1の勝利に貢献した。変幻自在の位置どりと、有機的なコンビネーション。日本代表で大きく存在感を高める26歳が持つ、特殊な能力に迫る。
上田綺世のゴールは偶然の産物ではない
グループステージ敗退もありえたインドネシアとの第3戦。日本のピンチを救ったのは背番号9、上田綺世だった。自ら獲得したPKを沈めると、後半に2点目、さらにオウンゴールとなったものの3点目につながるシュートも放った。なぜゴールを決め続けられるのか、上田とのやりとりにヒントがあった。
リアル・アオアシ。中山雄太 の俯瞰力
“陰のMVP”と言えるかもしれない。インドネシア戦で初出場した中山雄太は、2試合を外から見ていて、最適なバランスをとることに心を砕いたという。日本代表の左サイドバックには、まるで人気サッカー漫画「アオアシ」の主人公のような、俯瞰力がある。
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